先日何の前触れもなく、
風呂場のドアノブが折れました。

樹脂製のレバータイプのもので、
恐らく経年劣化によるものだと思われます。

ホームセンターに行けば
いくらでも代わりはあるだろうと思ったのですが、
ここで気づいてしまったのです。

「ノブの在庫、うちにあった気がする」

早速あれこれ中古の部品を回収しては放り込んでおく
通称「宝箱」をあさってみたところ、
案の定ありました。

鍵までついた立派なステンレス製のレバー式ノブが！

ところがこの部品、普通のドア用なので
軸が浴室のドアより長い。

だからと言ってうちの父が
黙って車で片道45分のホームセンターまで走るような
タマであろうはずもありません。

まず長すぎる軸を鋸で切り落とし、
湖底につかうねじが通常のものでは長すぎるため
短いねじを別の所から回収し、
更には根元の厚みを調整するため
古いノブの台座部分を再利用して
大変な手間の上に出来上がったのがこちらです。





外（写真上）から見てもなかなか仰々しいのですが
中（写真下）から見ると二つ並んだ鍵に笑ってしまいます。

内側から二重鍵がかかる部屋なんて、
うちには今まで存在しませんでしたよ。
いったいこの部屋にここまで厳重に守るべき何があるというのでしょうか…。

[2回]