旧年中は多大なる延滞失礼いたしました。
TOP絵がまだクリスマスのままですが、
実はお年賀絵が描けておりません。
こんな感じですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ホビットの罠につかまって6時間テレビの前から動けなかったのです…。

[2回]

ある日父が深刻な面持ちで、

「PPAPって何？」

と聞いてきました。

曰く、

「パンパシフィック…
Aはアソシエイト？エイジアン？
わかんない…どうしよう」

どうやら、流行語大賞に入るぐらい重大な政治経済用語を
取り逃していたと勘違いした模様。

お父さん、お父さん、
それはあなたが知らなくても
何も害のない事柄だから安心していいのですよ。

どっちかというと取りこぼしたというより、
最初から教科が違うみたいなものです。

[2回]

舌が歯に当たって痛いと急に言い出した父。

どうやら歯が欠けて、
しゃべったり食べたりするたびに触るようです。

「歯医者に行きなよ」
といっていたのですが、
とうとう耐え切れなくなった父が取り出したのは
なんと「やすり」でした。

何につかうか聞くまでもありません。
不如意な部分を自力で削ってしまおうという魂胆です。

見えもしないのに削るのは無理があるんじゃないかと
ちょっと手を貸してもみたのですが、
自分でやった方が早いし安心だということで断られました。

こうして
自分の口の中に砥石を突っ込んでゴリゴリやる父
という奇妙な構図が出来上がること数分。

首尾よくとがった歯は丸められました。
そして痛みのもとが取り除かれて落ち着いた父曰く、
「歯医者さんいかなくてもいいと思うなぁ」

「これだから無駄に小器用な奴ぁよ！」
と思わず叫んでしまった自分に日はないと思います。

[1回]

昔からの知り合いの話です。

人間だれしも苦手な生き物の一つや二つはあると思うのですが、
その人は鳥が苦手だそうです。

それも実物だけでなく
映像やリアル寄りの絵をみたり、
はては「鳥」という言葉自体聴くのも嫌だそうです。

しかも不幸なことに
苦手とする人があまり多いとは言えない生き物なので、
メディアに何の前触れもなく出てくるのが厄介です。

ところ来年は酉年だったりするのですが、
「年賀状大丈夫ですか？」
とお訪ねしたところ、
「大丈夫じゃないので家族に検閲を頼みます」
というお答えでした。

そういえば姉の友達にも
魚の目が怖くて直視できない、という人がいると聞きました。
苦手なものが人によって千差万別なように、
怖い範囲も人それぞれなようです。

年賀状を出される際は、
皆様、ぜひ一つお心に留めておいてください

[2回]

姉が冷蔵庫を覗いて
「今ちょうど中がピコ太郎セットだよ」
と言った。

What？と思ったら
庫内にリンゴとパイナップルが入っていた。

別にそれ自体どってことはないのですが。

エンタメにはとんと暗い姉の口から
「ピコ太郎」（しかもネタの内容コミ）という言葉が
出てきた衝撃というのはなかなかのものでした。

やるな…！ピコ太郎！

[2回]