本日未明、謎の物音で目が覚めました。

がさごそという気配と何やら金属音がする。

最近田舎もなかなか物騒なので
まさか泥棒か何かかと耳を澄ませてみましたが、
どうも忍んでいる様子が全くない。

これは鹿か何かだろうと思って一夜が明け、そして今朝。

雨戸をあけてみたら立派な角をはやした牡鹿が
庭の畑の周りに張り巡らした鹿除けネットに引っかかって動けなくなっていました。

相手は大型の野生動物なので
こちらの安全を確保しつつうまく外すのは難しそう。

これは役場に連絡しないといけないかと思ったのですが、
「駆除」してしまうのは忍びない、と父が猛反対し、
ネットを切断して逃がしました。

ただ支柱と鹿の距離が近すぎて、
支柱と鹿の間でネットを切断することができず、
支柱を引きずったまま逃げて行ってしまう結果となりました。

役場に連絡すれば、そのまま猟友会に連絡が行って
殺処分されてしまうのは目に見えているけれども、
逃げた先でまた身動きが取れなくなって衰弱する可能性も高いので
どの選択肢が一番良かったとは断言できません。

ましてや相手は興奮した大型動物ですから、
ちょっとした接触でも大きな事故になる危険性あります。

今回は相手の動きがすでにかなり制限されていたから運が良かった。
せめて応援を待って自分のつもりを説明してから動いてもらわないと。

こういう文句を並べたてると、
いつも「臆病」で片づけられてしまうのですが・・・。

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