もうずいぶん前に壊れた折り畳み傘が出てきました。

水滴を払うために振った拍子に
ジョイント部が外れてしまったのです。

軽いし小さいので気に入っていたのですが
それ即ち「脆い」ということに気づいたのは
壊れた後でした。

で、それが約10年の時を経て再び目の前に現れたわけです。

柄の樹脂もべたべたに溶けて、
これは思い切って捨てるべきかとも思ったのですが、
我が家におけるケチ代表（姉）と工作人代表（父）に

「大丈夫！
ジョイントに針金通せばまだ使えるって！」

「柄のべたべたはベンジンか何かで拭えばどうにかなるよ！たぶん！！」

との励まし（？）を受けまして、

頑張ってみた結果がこれ↓です。



（ちょっとぼやけてしまいました）

写真左側が正常なジョイント。
右側の金色の針金が修繕箇所です。

本来は中間部分が長い「はと目」
（※注１：靴ひもなどが通っている穴に
よく取り付けてある丸い金具のことです）
のようなものが通っていたようですが
都合よくそんなものはないので
手持ちの手芸用の「Tピン」
（※注２：片端が平たい、
ちょうど釘のような形状をしたピンのこと。
ビーズなどをぶら下げる時に使う）
で代用しました。

べたべたの柄は
ベンジンを入手するまで保留にしておこうと思っていたら
優しい小人さんこと姉が
消毒用アルコールで試しに拭いてみたら解決しました。

石油系製品が経年劣化によってべたついてきたことにお困りの方。
是非一度、手洗い用消毒アルコールで拭いてみてください。
ただし色は多少白っぱくれます。

どこまで使用に耐えるかいささか不安ですが、
せっかく直したので使ってみようと思います。

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