昨日の晩のことです。

寝入りばな、誰かがこっそりと部屋に入ってくる気配がしました。
しかも明かりもつけずに何かごそごそやってる。

半覚せい状態だったこともあって
大変混乱しました。

え？なにこれ？
これ誰？なにやってんの？

と思ってしまうと怖くなって
なかなか確かめる勇気が出なかったのですが、
恐怖と眠気を振り払い、意を決して布団から顔を出すと

そこには誰もいない真っ暗な部屋があるばかり…。

混乱と恐怖が頂点を極めたあたりで
意識がなくなりました。

そして今朝。

昨晩のことなどすっかり記憶から抜け落ちていたのですが、
姉の
「あ、昨日の夜寝てるところに塗り薬取りに入ったけど」
というセリフでようやく全て思い出しました。

君か！
入ってくるなとは言わないが、
せめて電気をつけてくれ！！
暗い中で正体不明の人の気配がするって怖いんだぞ！

人生初の恐怖体験は姉が原因だったというそういう話です。

[2回]