以前どこかで
「猫又と普通の猫の見分け方」
なるものを読みました。

なんでも

「普通の猫は引き戸を開ける」
「猫又なら開けた後閉める」

とある。

しかしながら歴代10匹の猫を振り返るに、
猫と言う生き物は基本、
「能力があっても必要に駆られなければ決してやらない」
生き物だと思うのです。

だから、正確に言うと
「猫又なら引き戸を占めることができるが、やらない」
んじゃないかと（笑）

ついでに言うと、うちのてんてん（実物）は
引き戸は開けません。

が、

出入りできるように少し開けておいたドアを
立ち上がって前足で閉めます。

そして
その音に気付いてドアを開けてやると
「してやったり」という表情で悠々と出てきます。

どうやら
うっかり閉めてしまうというよりも
出入りの際の交流を主な目的としているようです。

ある時などこんなことがありました。
デスクに向かってPCをいじっていた父。
背後からてんてんがドアを閉める音がします。
やれやれと立ち上がって戸を開けてやると、
てんてんはすばやく踵を返し、
先ほどまで父が座っていた椅子を乗っ取ったのです。

たまたまその一回限りと言うではなく、
その後も繰り返し同じような行動をとるので、
これはどうやら人間を操作して遊んでいるようです。

…うちのてんてん（実物）はどうやら猫又のようです。

そう言えば猫又の行動の一つに
「夜な夜な手ぬぐいを持ち去って盆踊りをする」
と言うのがあるのですが、

てんてんも
夜な夜なハンドタオルをくわえて
「くるくるくる～♪」
と鳴きながら家の中を歩き回ります。

見ていないところで、実はこっそり踊っていたりして。
そしたら猫又確定ですね（笑）

[2回]