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己の癒しのために日々綴ったオリジナルほのぼのまんがのブログです
信楽焼のタヌキの秘密
皆様、巨大な信楽焼のタヌキをご存知でしょうか?

よく田舎の民家の玄関先に置いてある、アレです。

中でもトップクラスの巨大なものは
滋賀県の信楽町のあちこちに設置されており、
中には一見して2階建ての建物に相当するのでは?
という大きさのものもあります。

さて、この巨大信楽焼のタヌキ。

「信楽焼」を名乗っておきながら
実は焼き物じゃないのです。


この事実を知ったのは結構前なのですが
真実を教えてくれた知り合いと

「焼き物っていってるのに焼き物じゃないなんて!?」

と混乱を分かち合いました。

それまで長いこと

1.タヌキ建設予定地を用意する
2.粘土で巨大なタヌキを作る
3.その周囲に窯を作って焼く
4.焼けたら窯を取り壊す

という気の遠くなるような労力をかけて焼成しているものとばかり信じていたのです。
だって、信楽「焼」のタヌキですもの。
誰が焼いていないと思うでしょう。

実用性や必要性をはるか彼方に放り投げ、
ただただ技術と根性でもって
造形の限界に挑む。

そこにピラミッド建設に相通じるロマンを感じ
その壮大さとバカバカしさに一種の感動を覚えていたわけです。

そのタヌキが実はモルタル制の建造物だと
知った日には、親がサンタクロースだと知った時と
同様の衝撃を受けたものです。

さて、では実際に「信楽焼」で作られたタヌキの
最大の大きさはどれぐらいなのか?

これも先日知り合いに教えていただきました。

正解は八尺。

一尺が大体30㎝なので、約2m40cmというところですね。
一番大きな窯の内部の高さが八尺なので
これが今のところの限界だそうです。

数字にすると小さく感じるかもしれませんが、
2m40㎝というと一般家屋室内の床から天井まで。
天井に頭のつかえる信楽焼のタヌキを想像していただければ
また違って感じていただけると思います。

やはりここまで巨大な「焼き物」になると
素地(※「きじ」本焼きを行う前の段階のもの)を
崩したり割れさせることなく成形し、
破損させずにもろい生素地を素焼きの窯に運び入れるだけでも
相当な苦労がうかがえます。

やはりここまで手間暇をかけるだけあって
(しかも無事に焼ける保証はなし)
お値段も相当な額になるのだそうです。

で、ここで質問なのですが、
このお高級かつ若干中途半端な大きさの
真・信楽焼のタヌキの購買層が信楽町以外で
はたして 存 在 す る の で し ょ う か ?

巨大タヌキの制作が完全注文制作であることを
願ってやまない今日この頃です。

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